ふと自分のテーマソングが欲しいなーと思ったので作りました。歌詞も歌(ラップ)もすべてAIで無料で生成しています。まずは聴いてみてください。

https://soundcloud.com/chieridj/critics-hush

今回はこの曲を作った過程をまとめておきます。すべて無料ですので、興味をお持ちのかたはぜひ楽しんでみてください。

1.歌詞を書こう

前述の通り、この曲は歌詞もラップもAIで生成しています。わたしの場合そもそもChatGPTに課金しているので無料で作ったとは言えないかもですが、ChatGPTの無料プランでもGeminiでもGrokでも、普段お使いのAIに依頼するとこの程度のものは出力してくれると思います。

ちなみにAIにはこう指示しました。

CheRRy Deluxeでワンフレーズ、韻を踏みまくって!自分を褒め称えるビッグマウス系のリリックで、すべて英語で。ジングルというか、サウンドロゴ的に使えるテンポの良いフレーズでお願い。

そして以下の歌詞が生成されました。一発で気に入ったので修正はしていません。

CheRRy Deluxe, never stuck in a flux,
Crushin' the game with designer deluxe,
Pixel to plush, every move is a rush,
Style so lush, make the critics hush.

ちなみに日本語に訳すとこんな感じになります。

CheRRy Deluxeは迷わない
豪華なデザインでゲームを制す
細部から高級感まで極め
すべての動きが衝撃
華やかすぎて批判すら封じる

HIP HOPらしいイケイケな歌詞となりました。

2.曲のジャンルを決めよう

今回わたしが使用したのは、AIがスピーチしたりラップをしてくれるuberduckというサービスです。

https://www.uberduck.ai/

まずはアカウントを作りましょう。無料で作ることができます。

uberduck.aiのsign up

ログインすると以下のダッシュボードが表示されます。

uberduck.aiのdash board

今回はHIP HOPを作りたいので「Rap Generator」を選びます。すると「Old School」や「West Coast」、「Grime」や「Drill」などといったHIP HOPのカテゴリが表示されます。

ちなみにわたしの曲は「Boom Bap」というカテゴリだそうです。

uberduck - Rap Generator カテゴリ選択画面1

uberduck - Rap Generator カテゴリ選択画面2

uberduck - Rap Generator カテゴリ選択画面3

3.声を選ぼう

曲のカテゴリを選んだら声を選択する画面に遷移します。女性ラッパー、男性ラッパーなど選択できます。お好みの声質のひとをチョイスしましょう。

uberduck - Select a voice

4.歌詞を入れてラップを生成しよう

最後に歌詞をフォームにペーストして右下にある「Generate Rap」をクリックすると、1~2分程度で生成されます。ちなみに日本語にも対応しています。

uberduck - Write your lylics

アカウントを作った時点でまずクレジットが300付与され、1曲あたりの消費クレジット数は不明ですがわたしの場合は7曲ほど作ることができました。

HIP HOPがお好きな方は楽しめると思いますので、ぜひオリジナルリリックを作って遊んでみてください。

では最後にもう一度、わたしのテーマ曲を。タイトルは「Critics Hush」です。

https://soundcloud.com/chieridj/critics-hush