ちょっと思うところがあったので、あまり頭の中を整理せずにだらだらと書いてみます。

わたしは釣りをするのですが、釣り用語に「時合い」という言葉があって、それはお魚さんのお食事タイム、要するに釣れやすいタイミングという意味なんですけど、釣れずにぼーっとしている時には「時合いだかなんだか知らないけど、野生動物なんだからエサが目の前に来たらとりあえず食べてくれませんかね。『エサ?いや、いま気分じゃないんで』とか何様のつもり!?野生動物のくせに!!」とか思ってたりしてたんです。

んで話変わって、むかしアクアリウムをやってた時期があって、そのときに黄色い少し大きめの巻貝くんを飼ってて、しばらく観察していたら水面ぎりぎりまで水槽を登ってきてそこからダイブするんですね。巻貝が抵抗になるからふわふわーって感じで落ちてくるんですけど。それを何度も繰り返す様を見て「もしかして遊んでる!?」と驚いたことがあるんです。

あとボラってお魚がいるじゃないですか?彼らって水面をよくジャンプするんですね。これには諸説あって体についた寄生虫と落としてるとか、大型の魚に追われて逃げているとか、色々な説があるんですけど、そのなかに「あのジャンプに意味はない。気分で」とする説があって、わたしはそれだと思っててたぶんテンションが上がったときとか気分が良いとジャンプしたくなるんじゃないかなーと。

つまりなにが言いたいかというと、野生で生きてる生き物って食うか食われるかみたいなヒリヒリした環境の中で命を削って必死に生きてるって思ってたんですけど案外余裕あるなと。いやむしろ人間がいちばん余裕がないのではないかと。野生動物みたいに、もっと余裕を持って命を謳歌しようぜっていうお話でした。